聖医会の健康経営宣言
聖医会は、法人の基本方針として「職員の健康維持・増進に取り組み、雇用の維持を図ることで社会貢献を目指します」を掲げ、健康的で働きやすい職場づくりに 積極的に取り組んでいくことを宣言します。
社会医療法人聖医会
理事長 牧角 寛郎
健康経営基本方針
- 職員の健康管理のため、健診結果に基づき、再検診の推進、重症化予防、ハイリスク保有者への対応等を行います。
- サークル活動を通じ、職員の健康増進を推進し健康管理をサポートします。
- 法人の基本方針に基づき、職員の健康維持・増進を図る事で、健康で快適な職場環境の形成実現を目指します。
健康増進のための体制
聖医会は健康経営推進のために健康経営推進委員会を編成しています。
健康経営推進委員会は理事長直属の委員会であり、健康経営への取り組み・活動・結果は運営委員会に適宜報告をおこなっています。
健康経営戦略
聖医会グループでは、ワーク・エンゲイジメントを高める事で、職員満足度が向上することにより、アブセンティーイズムの低減、プレゼンティーイズムの低減が図れ人材を定着し・採用数を増加させることを健康経営の戦略とします。
健康課題の把握
健診とストレスチェックデータ
<健康診断結果の把握>
聖医会グループでは定期健康診断における以下の検査項目を重点課題として、各種健康増進施策に取り組んでいます。
社会医療法人聖医会
基準値外割合 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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メタボリック | 4.5% | 4.0% | 6.1% | 7.4% |
腹囲 | 22.4% | 21.0% | 23.1% | 18.5% |
血圧 | 25.4% | 24.0% | 23.1% | 29.6% |
代謝 | 7.5% | 7.0% | 17.0% | 11.1% |
脂質 | 13.4% | 12.5% | 17.7% | 18.5% |
喫煙率 | 16.5% | 10.0% | 12.2% | 11.6% |
健康課題
課題1 | 職員の腰痛予防 |
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目標 | 腰痛保有率2%減少 |
取組 | ・腰痛予防のための講習 ・労働衛生環境委員会の実施 ・リハビリテーションスタッフによる個別指導 |
課題2 | 労働時間の適正化、生活時間の確保 |
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目標 | 全職員の労働時間を月平均1時間下げる |
取組 | ・経営責任者による職員への周知 ・部署責任者による残業削減の働きかけ |
課題3 | 生活習慣病などの疾病の高リスク者に対する重症化予防 |
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目標 | 特定保健指導対象者の60%以上が指導を受ける |
取組 | ・産業医、保健師による受診の働きかけ |
健康増進の取り組み
リハビリテーション室の開放
職場で健康づくりに取り組めるよう、月曜日~金曜日17:00~18:00は職員のためにリハビリテーション室で運動が行えるように開放しています。
エルゴメーター・トレッドミル・バランスボール等の器具を使用し自分の体に合わせた運動が可能となっています。
腰痛予防
腰痛予防のためにリハビリテーション職員による講習や個別指導を実施し、医療従事者の腰痛予防・改善に努めています。
その他取組
健診補助(肺がん検診、大腸がん検診、子宮頸がん検診、PSAの補助、眼底検査、歯科検診)
サークル活動への補助(施設利用料金等)
長時間労働の低減(目標:月30時間超の長時間労働ゼロ)
有給休暇の取得促進(目標:一人あたり年間10日以上取得)
こころの相談(「こころの相談室」を利用)