がんの治療法には、局所治療である「手術療法」「放射線療法」、全身治療である「薬物療法」があります。がん化学療法室は、入院中または外来通院されているがん患者さんを対象に主に点滴による薬物療法を提供する場所として2010年に4床で開設しました。化学療法室では、専門スタッフによる治療中の副反応への対応など、安全性に対する配慮を十分行うとともに、快適な治療を受けていただけるようすべてのベッドへテレビを設置し、リラックスできる空間を作っています。また、薬剤師による薬剤指導や看護師による治療の副作用に伴う生活面での指導も行っています。その他、化学療法室へのご要望、ご質問などございましたら、いつでもお気軽に化学療法室スタッフにお声をお掛けください。
当院では、毎週がんサポートチームによるカンファレンスを行い、患者様の治療計画や症状緩和、がん診療に関する課題等について、PDCAサイクルの取組みを実践し、がん診療の質・安全の向上に取り組んでおります。
化学療法とは、主にがんに対する全身治療です。抗がん剤、分子標的治療薬、ホルモン剤の3種類があり、一部の分子標的治療薬はがん以外の病気にも用いられます。
・入院でも外来でもおこなわれますが、最近では副作用のより少ない薬が増えてきたこともあり、外来で治療することが増えています。
「化学療法をするのが怖い」「入院して治療をしなくて大丈夫?」など、多くの不安があると思います.化学療法は、その後の人生や生活を充実して過ごすための重要な選択であり、治療です。化学療法室のスタッフは、みなさま方の治療をサポートし、いろいろな場面で支えて行きたいと考えています。
など、ご不安なこと、心配なことがあれば、スタッフにお声がけください。 ご一緒に一番良い方法を考えていきたいと思います。
サザンクロス会は、「がん」を抱えた患者様やそのご家族のいろいろな悩みや不安を患者様やご家族・医療者と話し合うことによって、思いを共有したり、不安を軽減したり、悩みを解決するヒントなどを得ることができればと考え開催されることとなった会です。
「サザンクロス」というのは7月頃に咲く薄紫色のかわいい花の名前です。
花言葉は「願いを叶えて」だそうです。
相談がなくても同じ治療の仲間と話をするだけでも気分転換になると思いますので気軽に足をはこんでみてください。
化学療法室は、医師が治療計画に合わせて事前に予約します。
使用時間:月曜日~金曜日 午前9:00~午後17:00
外来治療を受けた後、ご自宅でお困りの症状が出た場合は病院にご連絡ください。
TEL.0993-72-1351
付き添いは可能です。イスを準備いたしますので、遠慮なくおっしゃってください。なお、付き添いの方は原則1名でお願いします。また感染対策上、風邪をひいている方や小さなお子様はご遠慮ください。
携帯電話はマナーモードで使用し、通話は他の患者様のご迷惑にならないようお願いいたします。
お茶を飲んでいただくことは可能です。また、点滴が昼食の時間帯に重なった場合等は、においの強くない、おにぎりやサンドイッチ等の軽食程度であれば、召し上がっていただくこともできます。
できます。化学療法室の中に、お手洗いがございます。輸液ポンプを使用しているため点滴スタンドが傾きやすく、転倒の危険性があります。看護師が一緒にご案内いたしますのでお知らせください。
抗がん薬を投与する前に吐き気止めのお薬を使用します。しかし、抗がん薬の種類や量などで個人差があるため、吐き気がある場合は吐き気止めの使用方法等を検討しますのでご相談ください。
かつら(ウイック)を使う方、帽子を使う方、様々いらっしゃいます。パンフレット等も用意しておりますので、ご相談ください。
高額の場合は高額療養費制度の対象になる場合があるため、看護師や受付スタッフまでご相談ください。(こちらからも説明いたします)
可能です。診療情報提供書(紹介状)と検査・画像データの用意には日数を必要としますので、希望される場合は医師とご相談ください。